家事

育児中の「朝時間」を充実させる前日の過ごし方

充実した朝を過ごすには「前の日の夜」がとても大事です。前日の夜の行動が「翌朝」を決めます。子どもの年齢、パートナーの帰宅時間(あと性格w)、主婦なのか兼業なのかでも生活パターンは変わります。できる範囲で今の生活にあった「前日の夜の過ごし方」を探ってみてください。

 

育児中の家事は「努力や根性」より4つの工夫

「その日の家事はその日のうちに」…できればいいですよね。朝起きてキッチンがきれいだとすぐに朝ごはんやお弁当作りに取り掛かれます。けど「育児中」は授乳あり、夜泣きあり、寝不足の日も多い。日中は子ども中心でストレスも溜まるでしょう。

ネットで調べると「家事を終わらせる方法」がたくさん書いてあります。「家族が寝静まってから」「食事が終わったらノンストップ」「こどもが昼寝をしている間に」…結構キビしいことが出てきます^^; けど育児は「努力や根性」では続きません。育児をしながら家事をこなすために必要なことは次の4つです。

 

《育児中の家事のポイント》

  1. 睡眠時間の確保 ※
  2. モノを減らす ※
  3. ひとりの時間をつくる
  4. 楽しく家事ができる工夫

 

睡眠時間を確保してから家事の効率を考える

とにかく睡眠時間が足りていませんでした。睡眠時間が足りないと「足りているか足りていないか」の判断もできません。どの家事をいつやるか、しなくていい家事かどうか、優先順位なんて判断できません。育児中は「睡眠時間確保」は絶対です。

 

「睡眠時間の確保」家事をすべて朝に持ち越してみる

家事を朝に持ち越して睡眠を確保しましょう!私は子どもが2歳頃まで「翌朝に家事をする」ことで乗り切りました。出産してしばらくは「その日の家事はその日のうちに」と寝る直前までがんばっていたので睡眠時間はいつも数時間でした。

当時は子育てを含む家事はすべてひとりでやらないといけない状況でした(今も基本そうですが子どもが大きくなったことで楽になりました)夜は夜泣きや授乳で何度も起こされ、夜泣きがひどい日は散歩に行き、お弁当作りなどで朝は早い、まとまった睡眠はほとんど取れていません。

そんなある日、がんばる気力がなく「全部明日やろう」と家事を放棄して寝ました。すると翌朝家事がはかどること!(^^)「眠ると気力は回復する」ことを知ってから「翌日に持ち越す」ことを覚えました。

 

朝が楽になる「夜にやる家事」を見つけて効率アップ

はじめは、ほとんどの家事を翌日に持ち越しました。睡眠時間が足りないとそんなことも判断できなくなります。ただ「やらなきゃ」って思いばかりでした。すると「夜にやっておいた方が朝が楽になる家事」が見えてきました。それを前日の夜にやることにして少しずつ「朝家事」の効率をあげていきました。

 

《夜のうちにやった方がいい家事》

  • 炊飯タイマー
  • お茶を沸かして冷ましておく
  • 製氷機をセット
  • 洗い物がある時は水につけておく

 

 

「目覚めの家事を用意」して朝の勢いをつける

目覚めるための「目覚め家事」を用意しておくと朝の家事に勢いがつきます。この作業を目覚ましとして使います。選ぶポイントは

  1. 好きな家事
  2. 考えなくてもできる慣れた家事
  3. 5~10分くらいの家事

《勢い家事を準備する例》

  • (夜)食器を洗って(朝)食器棚にしまう
  • (夕)洗濯物を取り込んでおいて(朝)たたむ
  • (夜)食器を水に浸して(朝)食器を洗う

反対に私がハードル高いなと思った家事は、家計簿をつける、洗濯をする、トイレそうじ、アイロンかけです。いろいろやって目覚まし家事を見つけてください。

 

手っ取り早く時間を増やしたいなら「モノを減らす」

いくら効率を上げても、家事を楽しくしても1日は24時間。時間はいくらあっても嬉しいものです。やることを少なくするには「モノを減らす」のが一番手っ取り早いです。あったらあっただけ時間を使ってしまうのが人間です。

 

《モノがあると手間がかかる例》

  • 食器が30枚から15枚に減らせば洗うお皿は常に15枚
  • 15枚の予備を使えばホコリを取らないといけません
  • 予備のキレイなお皿を2枚使えば洗い物が17枚になります
  • 汚れたお皿を2枚洗ってから使えば15枚で足ります

 

 

モノの量は「前倒し」直ぐできるくらいにする

《前倒しできる量を言い換えると》

  • 後回ししなくても片づく量
  • 面倒だけどやってしまえる量
  • すぐに片付けられる量

「どのくらい減らせばいいのか」私も悩みました。ミニマリストなら○個とか、ひとりにつき○個、予備や替えが要るかどうか、考えるほど分からなくなります。

そんなとき「なんでも前倒し」という言葉に引っかかり「前倒しできる量」にたどり着きました。量が多いとしいときにすべてが山積みになります(これが困る!)なので基本「片付けられる量」にしておくのが一番です。

《多いのかもしれないと考える例》

  • いつも洗濯しているのにバスタオルがベランダに干せない→多い
  • 汚れた食器がたくさんあるのに、まだ食器棚にキレイなお皿がたくさん→多い
  • 「なんでこんなにたたむ布団があるんだろう…」って感じた→多い

 

 

「片づく量」までモノを減らすと家事が減る

部屋数だったり家族の人数だったり各家庭、適量ってのがあるので正解はありません。「適量」はモノを減らすことでだんだんと分かってくるものです。ただモノが減れば家事は減ります。とくに掃除が楽になります。

  • 食器が1/3の量(食器の入れ替えの手間が減った。シンクにはみ出すほどの食器がたまらない)
  • バスタオルが半分(洗濯を分けないので回数が減った)
  • 布団は7枚から3枚(畳む時間、干す時間、毛玉を取る時間が半減)

 

 

 

確保した時間は「じぶん時間」に使う

睡眠時間をちゃんと摂って、家事に工夫をしていると少しずつ心や時間に余裕ができてきます。そうやって作った「心と時間の余裕」何に使いますか?この時間を毎回「家事」うのはもったいないです。「家事」で1日が終わってしまいます。ひとりの時間ができたら、昼寝をするなり、もっと家事を楽にする方法を考えたりして次につなげてください。

睡眠は本当時大事です。睡眠が取れていると頭も働いてくれます。睡眠に関する記事書いてますので「睡眠タグ」から読んでみてください。

 

あわせて読みたい
主婦が「自分の時間」を手に入れる方法主婦の「自分の時間」は自分でつくる! 主婦にとって「自分の時間」はとっても大事です。 とくに小さい子供がいると、...

 

こんな記事もおすすめ