時間

「先送り」や「面倒くさい」を退治して時間を増やす方法

後回し、先送りが習慣になっていませんか?

「先延ばし」には小さいことから大きいことまであります。忙しかったり疲れていたり、やることがいっぱいだとつい後回しにしてしまいます。本人は「本気で後でやろう」と思っているし心のどこかで「簡単にできる」とか「後からでも大丈夫」と期待していることも多いです。あと意外にギリギリまで引き延ばして手をつけたらすぐに片付いてしまったりします。(だから余計に期待してしまうのかもしれませんね^^;)

 

  • 「面倒くさい」「後からやろう」
  • 「締め切りまでまだある」
  • 「まとめてやった方が効率がいい」
  • 「明日休みだし」
  • 「週末にやろう」
  • 「子どもを寝かしつけてから」
  • 「洗面台汚れてるな」
  • 「ゴミ落ちてる」
  • 「あとで冷蔵庫に入れよう」
  • 「お茶沸かさないと」
  • 「あとで買い物メモに書こう」
  • 「調味料詰め替えないと」
  • 「醤油の底が汚れてる」

 

 

人は「未来の自分」に期待する

「今やった方が後が楽」と思った時はちょっとだけ頑張ってやることにしています。疲れているときはとくに判断能力も下がっているので「絶対今より明日の方が元気だからできるに決まっている」と思ってしまうことを知っているからです。

 

人間は「未来の先の自分」に対して期待します。未来の自分は今よりできる、今よりも優秀だから「今できないことは大したことない」と思います。

 

そこで溜めてしまった「たくさんの小さい後回し」これを処理するのに、あなたの時間がどれくらい消費されてるのか考えたことありますか?「後回し思考」をすればするほど、やることは増え、二度手間、三度手間…と大きくなります。

 

「これ面倒くさい」を書き出してみる

「後回し=面倒くさいこと」ですよね。まずは後回ししていることに気づくことが大事です。面倒くさいと思ったことを書き出してみてください。

 

はじめはちょっと大きい面倒くさいことを思いつくでしょう。家事で言うと「エアコンのフィルター掃除」「魚焼き器を洗う」「コンロの下の掃除」「ベランダの粗大ごみの処分」いうん、考えただけで面倒臭いですね^^;

 

次に、もっと小さいことを探してみてください。靴下が片方落ちてるとか、引き出しが開いてる、隣の部屋の電気ついてる、とかです。この「小さい面倒くさい」に気づくことが大事です。「この小さい面倒臭い」を先送りしても「先延ばしした感」がないからです。無意識の先送りに気づいてください。

 

「数秒でできること」を意識する

「数秒、数分でできること」からはじめます。ゴミを拾う、電気を消す、引き出しをしめる…面倒くさいですね。立って歩いてちょっと作業するだけなのに…(^-^; 私もはじめそうでした。それよりももっとしなければいけないと思ったことを優先してました。掃除するときにまとめてすればいいやと思っていました。トイレに立つときについでにゴミ拾おうとか思ってました。

 

そう、この小さいちょっとしたことを「すぐにやる!」これを意識してやることで脳が鍛えられて、ちょっと大きなコトもできるようになってくるんです。

 

意識すると「できた!」って実感がともなって身につくスピードもはやくなるので是非、意識してやってください。

 

続けるコツ「自分の成長を楽しむ」

 

「あ!」と思ったらやる。そんな習慣を続けていると、今まで気づかなかった小さな後回しに気づくようになり、またそれをこなしているうちに、もっと大きな面倒くさい「後回し」に簡単に対応できるようになります。

 

人ってどんな小さなことでも「できた!」と思うとうれしくなるんです。それを重ねていくと「すぐやる自分っていいかも」「後回しにしない自分素敵」と思うようになります。

「こんなこともできるようになった」と自分をたくさん褒めてあげてください。

 

疲れないために見つけたら即退治!

小さいことが処理されずに部屋中にある状態はとても疲れます。想像してみてください。落ちてるゴミの前を3回通れば3回「ゴミ拾わないと!」と思います。けど、1回目で捨ててしまえればもう2度と同じことは考えないでいいんです。

 

郵便物を受け取り開封して読んだらすぐ処理しましょう。あとで処理しようと思ったらまた読むところからはじめないといけないので二度手間です。できるなら今処理しましょう。

 

今まで「後回しの処理」に使っていた時間を、他のことに意識を向けることができます。何日も「やらないと!」って思ってる時間はもっと楽しいことに使いましょう。大事な時間を「後回し」で使わず、自分のやるべきこと、したいことに使いましょう。

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