
1年ほど前から生活に瞑想を取り入れようと本を読んだり誘導瞑想の音楽やYouTubeなどの動画を観ていました。それまでも「自己流の瞑想」は時々やっていたのですが続きません。それも「ちゃんと瞑想できてるのかな?」「意味ないんじゃないかな」と思いながらの瞑想なのでなかなか続きません(瞑想は継続的にやらないと効果は出てきません)「世界のエリートはなぜ瞑想するのか」渡部愛子著を読んで「続けるコツ」を発見しました。
もくじ
忙しい主婦の「朝の瞑想」を続ける方法

「瞑想の効果」が素晴らしいことを知っているのに、瞑想をしたいと思っているのに続かない。その理由は「瞑想のための時間が無い」という思い込みでした。やることが多すぎて5分の時間ももったいない。10分あるなら家事をしたい。こんなことを考えていたら「瞑想」はもちろん「好きなこと」だってできません。
起きたら電気をつける前に瞑想をはじめる

試行錯誤の末、私の瞑想を続けるコツは「起きてすぐ暗闇で瞑想すること」でした。今までは朝の家事や身支度が一段落したあとに時間があれば「瞑想」をするという感じでした。今は3ステップで瞑想に入るようにしています。決めたこと以外やらないのがポイントです。
人は、物事をはじめるまでの手数が多いほど、面倒臭くなります。私は基本この3つですが、季節や時期によって1、2つ増えることもあります。
- トイレ
- 歯を磨く(うがいでもいい)
- 水分補給
不安や不快感ははじめから取り除いておく

「不快」な状態だと瞑想に集中できません。不快なことがはじめからわかっているものは取り除いておきましょう。人によって不快なことは違います。気づいたらその都度改善していくスタンスで^ ^
- 寒いのが苦手なら冬はストーブとブランケットを用意
- 朝起きると鼻が詰まっているなら鼻をかむ
- 朝起きたら口が気持ち悪いからうがいをする
- 夏に寝汗をかいたからシャワーを浴びよう
「不安」な状態でも瞑想には集中できません。私は朝の瞑想時間は電気を付けず「暗闇」で瞑想しているのですが、それには理由があります。
- 瞑想をはじめるまでの手数を減らしたい
- 暗いと落ち着く
- 漏れた明かりで子どもが起きてしまう
- 明かりが見えると家族がうっかり声をかけてしまうかもしれない(※)
※喉が乾いて起きるかもしれないし、トイレで起きるかもしれない。気づいたら「おはよう」って言いたくなるし、時間によっては「眠れないの?」と心配されるかもしれません。「朝は瞑想してるから声かけないでね」と前もって伝えておいてもいいでしょう。
瞑想をはじめた時間を毎日記録する
「瞑想をはじめた時間」を記録するのも効果があります。起きて布団の中でグダグダしてたらスタート時間は遅くなります。前の日より早くスタートすることを目標にします。瞑想できた日の記録が積み重なるほど自信に繋がります。一石二鳥以上ですね!
「瞑想する時間と気力」どこにあるの?と思っていた

私の1日は5:20にスタートします。(最近は5時)歯磨きや洗顔、お弁当の下準備を済ませたあと、旦那を起こし、お弁当作りを開始、洗濯や掃除を適当に進めながら子どもを起こして朝ごはん。子どもを幼稚園に送り届けた足で出勤です。(幼稚園がはじまる時間と仕事の時間が近いので会社まで走っています)瞑想の時間なんてとても取る気にもなれません。5分あったらコーヒー飲んでしまう^^;
14時頃パートから帰ったら遅めの昼ごはんです。瞑想すると眠ってしまうので20分ほど仮眠をとります。その後は、洗濯物を取り込んだり、振込やちょっとした買い物、雑用をこなします。そんなことをしている間に「幼稚園のお迎え時間」がきます。「子どもの遊んで攻撃」を適度に交わしながら晩ごはんづくりです。このときすでに瞑想する気力も無かったりします^^;
旦那が帰ると同時に晩ごはんです。その後は晩ごはんの後片付け、ゴミまとめ、食品の冷凍とか作業、明日の用意、お風呂、寝る用意…と続き就寝します。
瞑想する時間…あるハズなんだけど、瞑想すれば疲れが取れたり要領も良くなったりするんでしょうけど…。5、10分の時間を見つけるとつい仮眠したり、珈琲飲んだりゆっくりしてしまいます(精神が弱小すぎです)気力はないし、思いつけないし、することがまだまだたくさんあると思うとなかなか「瞑想」をする気にもなれませんでした。
主婦向きの瞑想法で1日中マインドフル「家事瞑想」
「瞑想をしたいけど、瞑想する時間も気力もない」とずっと過ごしてきました。瞑想の本を読みあさり30分くらい無理やり瞑想時間をつくって瞑想したこともありました。瞑想をすると頭はスッキリするしストレスも減りました。多少のイライラを抑えることもできました。
もっと瞑想したいけどこれ以上やると、1日が「家事・仕事・瞑想」で終わってしまう!そんな悩みを解消したのが「家事瞑想」です。家事と瞑想の両立を目指します(^^)
主婦は「家事」を終わらせなければならない

こんな森林の中を散歩しながら瞑想できたら…気持ちいいでしょうね。そりゃ、ストレスも減ります。森林を散歩したって、30分目を瞑っていたって、寝転んで瞑想してたって…(当たり前だけど)家事はいつまでたっても終わりません!目を瞑っている暇があれば洗濯物の1枚でもたたみたいというのが本音。
忙しくてもできる「瞑想」

「まとまった瞑想できる時間がない」なら、できる瞑想をやればいい。寝ながらでも、歩きながらでも、食べながらでも瞑想できるのなら「家事をしながら瞑想もあり」です。瞑想の方法(何を意識するか)は調べるほどたくさん出てきます。★このあたりなら生活に組み込めそうです。
- 呼吸を意識する
- 実況する(ヴィパッサナー瞑想)
- 自然音を聴きながら
- 自然の中で瞑想
- 食事瞑想
- 歩きながら(徒歩瞑想)★
- カラダの一部を意識する(ボディスキャン瞑想)★
- 寝ながら瞑想
- 慈悲の瞑想★
今やっていることを意識する「家事瞑想」

前から家事を「シングルタスク」を意識してやることが多くなったので、これを瞑想に応用することにしました。作業系の家事は片付く度にストレスも減るのでオススメです。
「家事瞑想」のやり方は今やっている家事を意識してやるだけ!大雑把に「寝室を掃除機かけいる」でもいいし、畳1枚ずつ掃除機をかけると細かく意識してもいいです。
- 掃除機をかける(この部屋の畳、この畳1枚分)
- 食器を洗う(コップを洗っている。泡を落としている)
- 洗濯を干す(シャツを干している。洗濯バサミを広げている)
- 料理をする(きゅうりを切っている)
- トイレ掃除をする(蓋を開けている、水を流している)
- 冷蔵庫の掃除をする(容器の汚れを拭き取っている)