家事

思考は同時進行・マルチタスクかどうかの見極め方

樺沢紫苑さんの「神・時間術」を読み返していてマルチタスクについて詳しく知りたくなりました。「今やっている行動はマルチタスクなのか?」と考えながら作業するのって「マルチタスクでは?」とグルグルしています(^_^;なんとか納得したいのだけど・・・

お互いの作業効率を下げるかどうかで判断

「マルチタスク」とは複数のことを同時にすること。短期間で複数の作業を切り替えることです。「神・時間術」では行動を2つに分けていました。

  1. お互いの効率を下げる行動→×ながら仕事
  2. お互いの効率上げる行動→⭕平行仕事

 

冒頭の「考え事はマルチタスク(ながら仕事)になるのか?」の私的な解釈は「掃除機をかけるのがマルチタスクになるのかを考えながら」掃除機をかけても効率は下がらない(作業も考え事もできる並行仕事

けど「掃除機をかけるのがマルチタスクになるのかを考えながら」「効率のいい掃除機のかけ方」を考えて掃除機をかければ効率は下がる。(ながら仕事

効率よく掃除機をあてる方法は「どうしたら早く掃除機があてられるかを考えながら」掃除機をあてること。(平行仕事

 

育児や家事をしながらできる趣味「音声読書」

私にとってオーディオブック(音声読書)は効率のいい平行タスクです。家事が面倒くさいときは音声に集中して(家事面倒くさいって思考を止めて)淡々と家事をします。音声読書を中心に「効率を下げずにモチベーションを上げてくれる組み合わせ」を考えてみました。

  • 「家族が起きる前」にオーディオブック
  • 「ひとり移動中」に音楽やオーディオブック
  • 「洗濯物をたたみながら」オーディオブック
  • 「食器を洗いながらオーディオブック
  • 「洗濯物を干しながら」オーディオブック
  • 「家族が寝静まっても」オーディオブック

 

 

育児と組み合わせるオーディオブックと音声動画

子どもがいる家庭だと一人の時間は限られます。「自分のことをしたい、昼寝したい、ホッとする時間が欲しい」けどやりたいことやっていると子どもを放置することになってしまいます(眠ってくれる子ならいいけど…)

 

  • 寝かしつけながらオーディオブック
  • 子どもがひとり遊び中にオーディオブック
  • 授乳しながらオーディオブック
  • 自然音を聞いてストレスを減らす
  • オーディオブックの育児本を参考にする
  • 一緒に「絵本の読み聞かせ」を動画サイトでみる

 

オーディオブックのサイトには育児本もあるので参考にしてもいいし、絵本もあります。動画サイトなら画像つきで絵本が読めます。オススメなのは「自然音」を聴くこと!YouTubeとかAmazonミュージックなんでもいいので自然音流してみてください。ストレスが減ります。

 

 

子どもにお手伝いしてもらいながら家事をする

「心ここにあらずな状態」でオーディオブックを聴きながら適当に受け答えしてもちょっと大きくなれば気づかれます笑 育児放棄かも…と後ろめたさも残ります(^_^;

最初はサブリミナルな感じで流していたのですが、子どもは起きてるかぎり常に声をかけてきます。これに対応しながらオーディオブック読書はできません(⌒-⌒;子どもに話しかけられると「今いいとこだったのに…と思うことも多かったのでやめました。

子どもの「ママと一緒にいたい。かまって欲しい」を利用して家事をすることにしました。こどもは「お手伝いした」って思うし一石二鳥です(^^)

 

  • 食器を洗っている横でタッパーやスプーン軽い食器を拭いてもらう
  • 洗濯物を一緒にたたむ
  • 洗濯機に洗濯洗剤を入れてもらう(ジェルボールなら簡単)

 

 

考え事と単純作業の相性はバツグン

手ぶらでできる「考え事」は並行できることが多いです。自転車に乗りながらでも家事をしながらでも、お風呂に入りながら、洗顔しながら、考え事はいつでもできます。(思いついたことを書き留めるメモがあれば最強です)

「思考リスト」を作っておくのもおすすめです。todoリストに(T)の文字を書いておくと見やすいです。(Tはthink思考するの意味です)

  • (T)洗濯をたたみながらできる行動はなにか
  • (T)料理しながらできるこは何か(ベリー、カカオ90%、コーヒー、緑茶を飲む)
  • (T)眠れないとき布団の中でできることは何か(瞑想、マッサージ)
  • (T)子どもと一緒に楽しめることは何か

 

「脳の切り替える回数」を減らす方法

脳科学的に人の脳は「マルチタスク」ができるようになっていません。一見できているように思えるのは脳が高速で「切り替え」ているからです。「次はこれだよ。こっちもやってね。あとこれもね」って感じ。

脳が疲れるのは「切り替え」をたくさんするから。とは言ってもマルチタスクを全くしないわけにもいきません。つまりは「脳の切り替える回数」を減らす生活をしてあげればいいわけです。

「スマホの通知や電源オフ」でマルチタスクの予防

いつ来るか予測がつかない「通知」は作業の邪魔になります。せっかく仕事や家事、勉強がはかどっていても「漫画が更新されました」「セールが始まりました」「お気に入りされた商品が入荷しました」という通知を見たらどうでしょう。漫画を読んだり、ネットショッピングをはじめたくなるか、集中してたのに…って残念な気持ちになりますよね。

勉強中に漫画に気をとられ、勉強に戻ってきたと思ったら、今度はLINEの通知が来て返信してしまう。また勉強に戻ったらさっき送ったメッセージに返信してしまう…これがマルチタスクです。マルチタスクにならないように予防しておきましょう。ルールを決めるといいです。

  • 電源オフにする時間を決めて習慣化(起きて1時間、寝る前1時間)
  • 1日中「おやすみモード」にする
  • 何時までスマホを触らない
  • 出かける時間までスマホを触らない

 

メモを取りながらの調べ物でマルチタスクを予防

特にスマホで調べ物をしているときは脱線注意です。「脱線して戻る、脱線して戻る…」これはマルチタスクになるし、時間ももったいないです。これを予防するには「メモ」が有効です。メモしながらインターネットをすると脱線しません。(脱線しても戻ってこれます)調べ物をシている時、気になる記事をみつけたらキーワードだけをメモして後でまとめてチェックしましょう。

 

無意識にできる行動を増やして脳を楽にする

脳を夜眠る直前まで使えるようにマルチタスクになることはできるだけ避ける。反対に無意識にできる行動と、マルチタスクにならない行動は増やす。

 

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