
20代最後の年に大阪市内に中古マンションの一室をリフォーム購入。そして35年ローンを組みました。当時「20代最後&30歳の記念」と言っていました。12年経った今年、そのマンションを売却することにしました。
要らないものを手放して必要なものだけ持って…と「快適な生活を送りたい」と5年前に目指したミニマリスト。まさか「家を売る」ことになるなんて(^_^; 独り身が3人家族になり、仕事もフルタイムからパートに、年も30代から40代になりました。人生って本当に面白いです。変化を記録を残すことにします。
もくじ
20代最後にマンション購入した理由
29才独身女がマンションを購入した理由

家を買う理由はいろいろあるとは思いますが29歳の私は「老後」を考えていました。
- おそらく私は生涯独身。結婚願望もないし、子どもが欲しいわけでもない、結婚願望のない人と付き合っていた。女ひとりだと年をってから家が借りにくくなると聞いた。
- 実家は賃貸なので戻る家はない。将来、仕事を辞めた後の居場所を確保しておきたい。
- 都会なら年をとってからも仕事に困ることは少ないし交通費も不要。ひとりで住めるくらいの部屋なら賃貸より安いし、広い部屋にも住める。何千万もする家でないなら固定資産税を入れても賃貸よりは安い。
- 家を買うのも面白そう。
家を買う経験と楽しい思い出が財産になった

家は人生の大きな買い物です。「家を買って家を売る経験」ができたので後悔はなし!たくさんの良い記憶もできました。
引っ越しを終えた日の夜、一人ゆっくりお風呂に浸かりながら見た天井、眠る前に布団から天井を見たときの「自分の家なんだ!」という感覚は今でもハッキリ覚えています。
「家を買う」と決めてからはじめての経験づくしでした。家探しも賃貸マンションを探したときより真剣です。休日に不動産の人と車で物件をまわって、仕事の合間にカフェでリフォームの打ち合わせをしたり、銀行では個室に通されたりしてとても楽しかったです。
この12年間、マンションの購入を考えたことない人に「買う考えないわ。だって結局…」と意見されることが少なくありませんでした。経験は財産です。「買わない決断」も大事だけど、自分らしい納得できる決断にたどり着けることが一番です。
「マンション購入か賃貸か」は自分を知って決める

12年前「将来ひとりでも生きていける場所」に価値を感じていました。引っ越しの度に保証人を探したり、老後ひとりで家賃を払い続けたりは不安なので「家を購入すること」を選びました。一応、人生何があるかわからないので「最後ま住まなかったとしても売れる地域で、狭くはない広さの物件」を選んだことも今回功を奏したようです。(あとOリング)
人生は出合いです。パートナーに出会えたり出会えなかったり、子どもに恵まれる人もいるし、子どもが欲しくない人もいる。親と同居したい子どももいるし、子どもとは別に住みたい親もいる。夫婦ふたりで広い家に住みたい人もいれば、小さい家にふたりで住むので充分な人もいます。
なので普段から「自分が何処に価値を感じているか」わかっていると状況に応じて(相手とか)価値観を変化させることができます。それに、人生がどうなるかは進んでいかないとわかりません。
一括査定で不動産を売却するタイミングを知る
生涯独身と思っていたのですが、30代後半に出会いと結婚そして出産…と人生が思ってもみない方向に進んでいきました(⌒–⌒; 広めとはいえ一人暮らし用に購入した部屋なので、引っ越す日がくるかもしれないとは思っていました。けど「いつか…」としか考えてなく、マンションを手放す知識は何もありませんでした。
一括査定に申し込んで選択肢「売却する」を消すことにした
昨年末頃から「次のステップに進む時期かもしれない」と感じることがよくありました。そもそも売れなかったら売却もできませんので「売却できるという選択肢」を減らす意味でもいい機会と考え一括査定することにしました。
- 1〜3月が不動産の売り時らしい
- 両親がいきなり入院して3日で退院
- 家のことを話したことのない職場の人が「査定したら高値がついた」と言ってきた。
- 12年間ではじめてマンションの役員が回ってきた
- 春から4000円近く修繕費が上がる
- 引っ越して12年はじめてLED電球が切れる
- 親のマンションを売却した時の名刺が出てきた
- いつかは引っ越しと思っていた
広めの部屋なので夫婦2人なら暮らせるくらいの広さはあります。①子どもがどんどん大きくなること②旦那が部屋が欲しいと常日頃から言っていることから「いつか引っ越し」とは思っていました。自分で選んでリフォームした家だし愛着もある。自分は狭いとも思ってないので「仲良く老後住めればええやーん」とも思っていましたが価値観の違いですね、しかたない。
大きなイベント前の影響での高値、不動産が動く時期に売却する
昨年末に「高値で買います」というチラシがよくポストに入るなと思っていました。売却する考えは全くなかったので見送っていましたので具体的な金額は知りませんでした。
査定は一括査定で3軒、知り合いの不動産屋1件の合計4件に依頼。4社とも査定額はほぼ同じでした(今は情報社会なのでどこの不動産も同じ情報を持っているそうです)
「12年前に購入したときよりも高値」と言うビックリな結果でした。ピークは今で、今後少しは上がるかもしれないけどそのピークもいつ終わるかわからない、とのこと。それを聞いて「高値で売れるときに売っておきたい」と一気に売却スイッチが入りました。
高騰している理由、売り時である理由がこちら。一部の大阪の不動産に高値がついているようです。地域によって影響するイベントは違います。売るかどうか、タイミングは査定して実際に話を聞いてみると面白いです。何年後とかゆっくり売却する方法とかありますので相談ってカタチでもいいかと(^^)
- 今は売れる時期(1~3月)でこれを逃したら次は秋
- 消費税導入前であること(2019年10月)
- 2025年の大阪万博開催前
- なにわ筋線計画(開通2031年予定)
査定結果は「売り時」不動産業者へ売却することにする
査定して話を聞いた結果「不動産業者」に売却することにしました。
リフォームしたとはいえ、12年も住んでいると壊れるしガタもくる。もともと中古物件なので築年数も古めです。そこで提案されたのが不動産業者へ売却すること。そんな方法があるのかと「へ~」と感心しました。
不動産業者ではなく「個人」に不動産を売ると数ヶ月間不備に対応しないといけなくなります。「ドアが開きにくい」「換気扇の音がうるさい」「インターフォンが壊れた」などの対応です。修理代も後からかかるし高値で売れたとしてもソワソワします。気が休まらないのも嫌なので「不動産業者」に売ることになりました。
(不動産業者はリフォームしたり修理して販売や賃貸して利益を出すのだとか…詳しくは知りません(⌒-⌒; 私としては高く買い取ってくれスッキリ次の生活に入っていければいいので^ ^)
更★新★中(2019/03/06)
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早さとシンプルを重視した売却
査定を依頼するときは何も知らないことから「2年以内に売れたらいいな」と査定を依頼していました。なので、オークション形式にしたらどうか。少しずつ価格を下げていこうか。最終売れなかったら不動産業者を考えればいい。不動産業者に売却するのは最後の手段だ…とかいろんな売り方を提案されました。
しかし!一刻もはやく売却(不動産業者への売却)を進める担当さんが出現。「数日のうちに内見したい不動産業者を連れてくる」「値段が折り合わなかったらどんどん連れてくる」と言ってくれる(得意分野なのかもしれません)
とりあえず「内見してもらってみるか」と気軽に応じることに。ダメ元です笑もし金額的に折り合いがつかなかったら断ればいいまだ1件目だ。という具合に進んでいきました。